カホン奏者は考えるの最近のブログ記事

[Yさんの疑問]:叩き始めの手について
カホン演奏では、最初(1拍目)の手が、左右どちらかの手というカッチリした決まりはないのでしょうか?ある和太鼓サークルの練習で『利き手に関係なく叩き始めは絶対右!』と指導され、左利きの方が、かなり苦労されていたことが私の記憶にあるのですが、カホンの場合では、どうなんでしょうか?

[カホン奏者は、こう考える]
結論から先になってしまいますが、そういった厳しい(?)決まり(掟?)は、カホンの場合にも無いのではないかと思います。最初の段階では、利き手から拍のはじめの音をスタートする方がベターなのではないかと考えるところもあるのでワークやレッスンでそのようにお伝えしています。
膨大な量のメソッドがあるドラムス世界でも叩き方の絶対の決まりというようなものはありません。「今の練習のアプローチは目標に対して、どれくらい効果があるのだろうか?」といった疑問や反省から、例えば『叩きやすい手順でやってみる』ということが必要になる場面が生まれるかもしれませんでしょう。本番演奏と同じように、自然な流れの中で空気の通った表現を実現していく楽しさのようなことが練習においても大切なことだと思うので、あまりギュウギュウと頑張り過ぎないでやってみるのも上達への近道ではないだろうかと考えるのですが、いかがでしょう。

教則用音楽の制作

2冊目のカホン教則本:カホン学習プライマリー「3連音符(Triplets and Shuffle)-86~134bpm / ストロークの原理」に使用されている「BLUES GUITAR LOOPS」は、著作権フリーの音楽素材集。一般にループと呼ばれる半完成品状態の音素材を入手し(改変・再配布などの権利を購入)教則本などの制作に利用する。外から仕入れてきた音素材と、自前の材料(宅録のカホン演奏等)とを、エチュードとして実用性のある音楽が生まれるまでコンピューターで編集を繰り返す。

冒頭のカホン学習プライマリー「3連音符(Triplets and Shuffle)-86~134bpm / ストロークの原理」の音楽は、HDDに「ころがしておいた」ものを見直しエチュード(練習曲)として完成。「ころがしておいた」というのはドラムスの入った編成で、テンポも少し遅い(849kb/00:52)だ。

実際のアンサンブルと同様にコンピューターでの音楽制作も理想と現実の折り合いをつけなければならないが、上手く解決できない場合は潔く「お蔵入り」にする。時間が経過してあらたな面に気づくこともあるのでゴミにしないよう気をつけている。

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